モーターグライダー

見た目は軽飛行機のようなモーターグライダーですが、成り立ちはグライダーというエンジンやプロペラが付いていない航空機に由来します。紙飛行機のように、安定した気流の中では一定の速度で降下していきますが、操縦席から機体各部の翼を操作することで進行方向を変えることができます。自然界に生じている風や上昇気流の力を使えば、エンジンが無くとも高度を上昇させることができ、これを「ソアリング」と呼んでいます。

そんなグライダーが地上から離陸する方法には、飛行機など他の機体に引っ張ってもらう方法(曳航)と、エンジンで離陸して上空で停止する方法(自力発航)の2種類があります。当クラブが使用するモーターグライダーは自力発航によるものであり、見た目が軽飛行機のような形に発達しました。エンジンを止めれば、グライダーのようにソアリングを楽しむことができ、一方でエンジンを回せば、軽飛行機のように遠くまで飛んでいける、それがモーターグライダーです。

岡山グライダークラブは2機のモーターグライダーで、空を飛ぶことを楽しんでいます。


SF25C ファルケ – JA2330
製造国:ドイツ
乗員:2名

まずはこの機体で操縦教官と同乗し、操縦の基礎を学びます。非常に安定した設計のモーターグライダーであり、世界中で練習用のモーターグライダーとして活躍しています。練習用と言っても130km以上の速度で巡航が可能なので、岡南飛行場から神戸空港程度までの距離は十分に飛ぶことができます。


Taifun 17E – JA2342
製造国:ドイツ
乗員:2名

高性能なプラスチック製のモーターグライダー。性能がファルケより向上している一方で、舵の扱いがより敏感になっているため、ファルケが自在に動かせるようになった後でもトレーニングが必要です。ソアリングとしての性能も、巡航速度もファルケより優れているので、この機体がマスターできると瀬戸内海近辺の空を存分に楽しむことができるでしょう。